仲間の家族と俺の家族
今日は仲間と釣りに出かける。
そのあと俺の家族と仲間の家族でBBQだ。
今の俺は幸せ一杯だ。
いつでも俺の事を支えてくれる嫁のおかげだ。
今日は晴れ
珍しく今日は晴れている。梅雨に入ったせいで最近雨が多かったのだ。
日差しが強い。
家の窓から見える草っ原を太陽の光がキラキラと照らしている。
若い頃に出会った人生最愛の妻と、子供たちが庭で飼っている犬と遊んだり、家に入ってきておやつを食べたりを繰り返している。
これから今日の食事の買い物に行こうかというところみたいだ。
今日の午前中は少しだけやる事があり、そのあとは昔の地元からの友達でもあり、仕事仲間と打ち合わせをした後、家族とどこかへ出かける。
今日の打ち合わせでは、特製ダレに漬け込んだギョウジャニンニクの出荷をいつにするか決めるつもりだ。
そうだ、と思い付きで夜ご飯はBBQにする事にした。家族と出掛けるついでだ。妻が買い物に行く前に食材を頼んでおこう。
ここに越してきてから3年程が経つ。そろそろ資産も貯まってきた。
ここはとても居心地が良い。地元に戻るかどうするかは、また追々決めよう。
とか色々考えてたら、窓から差し込む日差しに照らされ、黒く長い髪をなびかせながら、妻が僕のところにやってきた。
LINEで呼んでおいたので、それに気付いてやってきたみたいだ。
子供たちは庭の犬と遊んだり、近所のお年寄りに挨拶している。淡々と「BBQの食材を買ってきて」
こう伝えた。案外スムーズに引き受けてくれた。晴れているので妻も機嫌が良いようだ。
「昨日、港で釣れたカレイを丸焼きにしたいから醤油もよろしくね」と付け足し、僕は仕事に取り掛かる事にした。